ルールは、自制と反比例する。
これを子どもに伝えなければいけない。
ルールと自由をわかりやすくイメージするとこうなる。
子どもを中心として
子どもの周りは、狭い小さな円があってこの中が自由。
その円向こうにさらに大きな円がある。
これがルール。
ドーナツ状になっているイメージ。
はじめは自分の周りの円は小さかったけど
子どもが自制できる様になればなるほど
その円は広くなっていく。
真ん中の空洞が広くなっていくので、自由に動ける様になる。
でも、あくまでも外側に円があるのでね。
安全なんだな。
自分の自由にできる円は、自分次第で広がるし、ルールを守らなければ時には狭まる。
狭めたくなければ、自制してルールを守らなくてはいけないし、
逆にルールを守らなければ、どんどん狭くなって身動きできなくなる。
極端な話、犯罪を犯せば牢屋に入る。
起きる時間、寝る時間、食事の時間、風呂の時間
全てがルールの中である。
だから、自制しなくてはいけない。
自分で自分を律することができれば、
自由がまっているから。
どんなに広くなっても、その外側の円(ルール)がなくなったとしても、自制できるから
ふらふらどこまでも流れていくことはない。
私達大人は、子どものこころがどれほど育ったのかを見極めて、
ルールを減らす、もしくは増やしていかなければいけない。
子どもの周りの円を広げて、自由にしていかなければならない。
そして、最後には外側の円も無くしてあげなければいけない。
年齢だけじゃなく、子ども一人一人の個性と心の育ち方によって、きちんと見極めながら。