松江塾嫁ブログ とっとこのあばらのボーネ

松江塾 嫁とっとこの子育てを振り返るブログです。

わからない事を悪にすると、子どもはこんなフリをするよ。

 

 

 

 

我が家は、食事中によく喋る。

 

 

 

大概にして私が発端なのだが、何かしらのお題を提示してはあれやこれやと、会話を膨らませる。

 

 

 

 

そんな中で、一時期なし子があまり発言しない時期があった。

 

 

 

 

 

 

高校生となったなし子が、自分はなかなか語彙力があるじゃないか!と知るまで

 

 

 

 

ファミリーの中で、 語彙力なし子といじられていた過去があったからだ。

 

 

 

 

 

ファミリーでの会話の中で、

 

 

 

 

 

「なんでわかんないの?」

「それ知らないってヤバいよ」

 

 

 

わからない事🟰

 

 

 

とされていた過去が、発言する事を妨げていたのだ。

 

 

 

 

 

わからない事を知るのは素晴らしい事だ。

 

 

 

 

 

わからない事を知る事が、知識を増やすと言う事だ。

 

 

 

 

 

 

それなのに、わからない🟰悪

としてしまったことが、

 

 

 

 

 

私たち家族の悪である。

 

 

 

 

 

 

言葉数が減ったなし子に気がついた私は、

 

 

 

 

 

 

わからない事をわからないと言えることは素晴らしい!

と、方向転換をシレッと決め込んだ。

 

 

 

 

 

 

言葉数が減る事

わかったフリをされる事も

 

 

 

 

 

どちらもマイナスでしかない。

 

 

 

 

 

「わからない事を素直に聞けて偉い」

「知らないまま大人になるより、家族の中で知った方がいいよね。」

 

 

 

 

慌てて、そんな言葉をかけ続けた。

 

 

 

 

 

結果、なし子は

「なし子の言葉、みんなわからないって言うんだよな。」

 

 

と言えるところまで成長してくれた。

 

 

 

 

あの時、傷つけてしまっていた事を

深く後悔している。

 

 

 

 

 

そして、あの時気が付けて良かったと

心から思っている。